2024年明治安田J2リーグ第12節。
昨日、V・長崎が暫定首位に立たれた暫定2位の清水エスパルスは、3位のファジアーノ岡山との大事な大事な上位対決・6ポイントマッチをアウェーで挑む!
前回の対戦
去年は上回りましたが、ここまで上位につけ、リーグ最少失点の岡山に対しては厳しい試合が予想される。
スターティングメンバー
試合の感想
<前半>PK阻止されるも頼れるエース一撃が決まる!
気温の高くなったシティーライトスタジアム。
アウェーながらも前半の主導権はエスパルス。
相手をかわし、球際や競り合い、セカンドボールでも上回りつつも、しかし圧倒的にゲームを進めたというよりは、岡山もサイドから崩しにかかるなど、一進一退とも言える攻防。
そんな中、ペナルティーエリア内でブラガが、相手に倒された?ハンド??の判定によりPKを獲得!
先制点を決める絶好のチャンスにカルリーニョスが蹴るも・・・・・・相手ゴールキーパーのブローダーセンに阻止される・・・。
完全に読まれた格好。
その直後には相手に良い位置にFKを与えてしまい、嫌なムードが漂う・・・。
ただでさえ、去年のPO決勝でPKで追いつかれ、今月頭には徳島にATでPKで失点し、直前のルヴァンカップではPKで敗れているので、全くいいイメージがないPK。
そんな不安も漂った中だが、PK失敗からすぐに、北川がカルリーニョスとの素晴らしいワンツーで先制点をゲット!!
この試合、というか今年の北川はゴールも勿論だが、アシスト、体のキレや巧みさ、守備での貢献など素晴らしい活躍を見せてくれている!
何とも頼もしいキャプテン・エースだ!!!
しかしこの得点の前の、高橋の落ち着いた胸トラップカット、それを受けてすぐに北川にボールを配給したアイディアと技術。
まさにエスパルスの強さ、上手さが光ったゴールだったと言える!
<後半>辛抱強く、そして巧みにゲームをコントロール!
後半は岡山は点を取らなければならない状況なので、やや押し込まれた。
そして古巣対戦となった竹内涼も遂に登場!
やはり、球際のカットや巧みなパスは、清水在籍選手のレベルの高さを物語っていた。
勿論それは藤田息吹にも言えたかもしれない。
ただ、巧みさという点では、この試合でも見せてくれた、矢島のゲームを組み立てる上手さがあったと思う。
矢島にとっても古巣対戦だが、乾が不在の中、ゲームを作れる選手がいる事は大きい。
ゲーム終盤はこの1点を守るように、よりゲームをコントロール。
奪われないパス回しで相手を走らせ、安定感のある戦いで勝利を収める事ができたのは、このビックマッチを取った事と同じくらい価値があったと思います。
広がった戦術幅で、J2優勝・J1昇格を目指せ!
<対戦相手>ファジアーノ岡山について
好成績の岡山は、ブローダーセンや、我らの竹内涼を獲得したりと、今年は本気の本気でJ1を目指しているのが良く分かるチーム。
ただ、他の岡山の試合を見ているわけではないので何とも言えないが、少なくとも岡山にとっては、今日のような試合だとJ1に上がっても厳しい戦いを強いられるかもしれない。
勿論、レベルを上げていかなければいけないのは清水も同じだが、しかしこれで自動昇格圏との差が岡山にとって開いたとは言え、ここまで3位につけている実力は間違いなさそうだ。
次回、アイスタで戦う時、お互いレベルアップした戦いを繰り広げられる事、期待してます!(次回は2ヶ月後の6月30日[日])
試合結果
エスパルス公式
ファジアーノ岡山公式
Jリーグ公式
SPORTERIA
Sportsnavi公式
本日の入場者数
14193人(清水からは2,500人以上が参戦)