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ハードなYo-Yoテスト、柿谷曜一朗引退発表、反町GMの「静岡県若手リーグ構想」|LARANJA TIMES 25.01.18号

【令和7年】2025年01月18日(土)

目次

ハードなトレーニング・Yo-Yoテスト

何やら本日のトレーニングは無機質な機械音。

私自身、サッカー選手のトレーニングとかあまり見たことが無かったので知りませんでしたが、これはYo-Yoテストというものだそうです。

「YO-YOテスト」とは、持久力と回復力を測るためのトレーニング方法です。
特に、サッカーやラグビーなど、スプリントを繰り返すスポーツで広く活用されています。

テストの流れ
1. 20メートルの距離を設定します。
2. 音声の指示に従い、20メートルを行き来します。
3. 音声のペースは徐々に速くなり、タイミングに遅れると終了です。
4. 達成した距離やレベルでフィットネスを評価します。

特徴とメリット
実践的: 試合での動き(スプリントと回復)を再現。
簡単: 必要なのは音声データと広いスペースだけ。
結果が分かりやすい: 選手ごとに体力のレベルを比較可能。

プロスポーツでも活用
多くのプロサッカーチームが選手のフィットネス確認やトレーニングとして採用しています。
簡単な道具で行えるため、アマチュアや学校の部活でも始めやすいのが魅力です。

まとめ
YO-YOテストは、体力測定だけでなく、モチベーションを高める競争心を引き出すトレーニングでもあります。

1位は小竹選手で、2位は蓮川選手との事です。

北爪選手も蓮川さんと大分競っていたという事で流石ですね!

【#三保クラブハウス通信 】#弓場将輝 × #山原怜音 「#エスパルスゴルフ部 新入部員」| 清水エスパルス公式

ゴルフは私自身、全くやった事がないですが、スポーツではなくリフレッシュという弓場選手の言葉に納得ですね☺️

おそらく山原選手と左で近い位置でプレーする事もあるでしょうから、早くもコンビネーションが楽しみです!

柿谷曜一朗、引退発表

日本代表として、そして何より乾選手が天才といった男が現役引退を発表されました。

アイスタでもお目にかかりましたが、もうピッチで見られないのは残念ですね。

記者会見はアカデミー時代からお世話になっていたセレッソ大阪で設けるようです。

乾さんもインスタを更新されてましたが、また偉大なサッカー選手の引退に寂しさを感じます。

お疲れ様でした!

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反町康治GMが描く静岡サッカーの未来について

昨年、清水エスパルスの「ゼネラルマネージャー サッカー事業本部長就任」に就任された反町康治さん。

今週配信された「サッカー批評Web」で反町さんのインタビューが掲載されてました。

サッカー批評Web
【独自】反町康治・清水エスパルスGM兼サッカー事業本部長が語る「JFA技術委員長と清水GMの共通点」【イン... 3シーズンぶりのJ1へ、清水エスパルスが動き出した。 1月8日に新体制発表記者会見が行なわれ、20…
サッカー批評Web
【独自】反町康治・清水エスパルスGM兼サッカー事業本部長が語る「日本のメディアへの提言とカタールW杯後... 【前編に戻る】 2024シーズンのJ1では、ヴィッセル神戸が縦に速いサッカーを進化させて連覇を成し…

その中でも特に私が気になったのは「静岡県内の若手選手中心のリーグ戦」についての言及です。

静岡県にはJクラブが4チーム有り、その中から若手を中心としたリーグ戦をできないかと考えているようです。

私はこの考え方を支持しています。

しかし同時に実現への課題点もあるかと思いますので、整理しながら考えたいと思います。

反町さんがなぜ若手中心のリーグ戦を目指すのか

若手選手の試合経験不足の解消

トップチームでの経験、出場機会が少ない若手に実践経験を積ませるためです。

反町さんはJFA技術委員長時代、日本代表の目先のワールドカップへの勝利だけでなく、4年後や更にその次、未来に向けて継続していける環境整備に尽力されてきました。

清水エスパルスでもそのような視点で、昨年からユースチームの活動なども注視してますが、これからのエスパルスが継続してJ1で良い戦いを収めるには、ホームグロウンの選手をもっと輩出する事を考えられているようです。

J3でのU23チームの参戦してた頃の堂安律選手や久保建英選手が日本代表の主力になっている事を引き合いに出し、真剣勝負できる機会の重要性を訴えています。

静岡県のサッカー発展

反町さんは、清水エスパルスのGMですが、広く静岡県のサッカー発展についての視点も持たれているようです。

JFAで仕事されてたわけですから、静岡のサッカーの発展は、引いては日本のサッカー発展というお考えもあるのだと思います。

清水東出身であり、サッカー王国全盛期をみてきた反町さんにとっても、静岡の地域が持っているサッカー資源というものを最大限活用したいのだと私には思えました。

実現への課題について

本件は具体的な話はまだ何もなさそうなので、現状は反町さんのアイディアくらいに留まっているかもしれません。

実際に実現しようとした時に、どうなのかを考察してみました。

試合数をどれだけ確保できるか?

県内4チームという事で、ホーム&アウェイの総当たりにすれば全6試合になります。

2倍にすれば12試合になりますが、問題は真剣勝負と言っている以上、どの程度の規模でやるかでしょうか。

観戦料を取って、ある程度ちゃんとしてやるのか、あるいはトレーニングマッチのようにやるのかですが、真剣勝負やU23時代のJ3を出している以上、前者であると思われます。

何試合になるかは分かりませんが、同じ静岡県内であるなら、調整はしやすいかと思われます。

運営コストの問題

かつてJリーグの創設期は、若手の育成を目的とした「サテライトリーグ」が1992年~2009年まで存在してました。

近年では「Jエリートリーグ」もありました。

ただ、いずれにも言えるのは、運用コストの問題です。

その点、静岡県内で実施するのであれば、移動費の負担は少ないです。

もっとも真剣勝負というからには、それなりの場所を確保してという事ならコスト面は悩ましいと思います。

レンタルが主流育成

現在のJリーグでの若手育成はレンタル移籍が主流になってます。

真剣勝負を積ませたいという点においては、実際のスタジアムと多くの観客の前でリーグ戦を戦うというのは、県内の若手リーグではそれを超えるのは難しいでしょう。

ただブラジルリーグは一年中サッカーをしていて、とはいっても州リーグと全国リーグがあって若手と主力が活躍する場が分かれている点、あるいは欧州のクラブはサブチームを保有している点なども、もしかしたらヒントにはなるかもしれません。

トップチームとの連携

若手の成長の何よりも第一の目的は、所属クラブのトップチームへの還元だと思います。

レンタル移籍よりは、継続して続けられれば、チームのやりたいサッカーを追求できると思いますし、トップチームへより還元できる可能性はあると思います。

ただ、もし本当に開催できた場合は、トップチームとの連携は大事になるでしょう。

今年、エスパルスではトランジションコーチに市川大祐さんを指名しましたが、クラブ内のチームの連携は重要であると改めておもいます。

若手中心のリーグ戦は実現できるだろうか?

若手の活躍する場は設けてほしいし支持もしてます。

ただ、現状のJリーグの運用体制を考えれば、中々難しいともいえます。

それでも何かを変える、チャレンジする事は大事だと思うので、もし本当にこの構想が形になるのなら見てみたい気はしてます。

反町さんの視線先のヒント

若手リーグ構想には直接関係しませんが、目指すものは常に「先々の未来と持続可能」なんだと改めて思います。

AZrena
レアル・マドリードとの対戦で見えた現実。清水エスパルス 反町康治GMが考える『Glicoチャレンジツアー』の... 清水エスパルスがGlicoグループ協賛のもと実施している『Glicoチャレンジツアー』。10日間にわたるスペイン遠征では、レアル・マドリードなどスペインの強豪クラブとの試合...
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